【いいね!ご紹介】腰越鈴木豆腐店 その2

片瀬山とのかかわりについて鈴木豆腐店のご主人に聞きました。

鈴木豆腐店の商品はどこで手にはいるのでしょうか
—-鈴木さん スーパーだと、やまか江ノ島店、フードウェイ(藤沢駅南口オーパ地下)です。それから西鎌倉のSUZUKIYAに最近置いてもらうようになりました。あとここでも売りますし、学校給食にも出してます。それから・・

片瀬山で売っておられるのですよね?
—-鈴木さん 昔からのお客さんには直接お届けしてます。片瀬山には火曜日金曜日の夕方5時~7時くらいになってしまうけど、ラッパもならしながら、玄関チャイムを押して伺います。

日暮れが早い時期で、もう暗くなりましたが片瀬山で販売中

寄ってほしい方はご連絡*いただければ寄ります。毎回必ず買っていただくというのでなくても良いのですが、全然買っていただけないとやはり寄らなくなります。
30年前くらいと比較すると、片瀬山はだいぶお客さんが減りました。ご高齢になって、人口も減り、子供さんも減っているのではないかと思います。(→*鈴木豆腐店連絡先は文末を参照)

—-鈴木さんの奥様 主人は片瀬山などを回り、私は私で別の所の昔から決まっている売り先にお届けしてます。最近は一人暮らしの人で「何日も人と話してない」という方もいるくらいです。

73歳というと、片瀬山が開発されていくのをずっとご覧になっていたのですね?
—鈴木さん 片瀬山は遊び場で、ゴルフ場だったころにはボール拾ったりしてました。腰越中学生だったけれど、龍口寺のお祭り等では、腰中・片中の両校が喧嘩しないように父兄が見回りをしていたりしましたね。
—-鈴木さんの奥様 ずっと昔の事を言うと、この店の前の広い道は無くて、後ろの山側の古くからある道がおもな道だったんです。龍口寺は昔の処刑場だったのだけど、そこに日蓮さんが連れていかれる時に、その道沿いの奥にある法源寺の方ににぎり飯を渡されて、それが地面に落ちてしまい砂がついてしまったそうです。その後龍口寺で処刑されなかった という事から、今でも龍口寺で毎年開かれる法難会では、故事にちなんでゴマをまぶした「ぼたもち」が配られるんです。などなど、その他にもこの辺りは歴史や伝説の多い地域です。

お店の前で左からご主人、奥様、娘さん 

レポーターの私たちは健民豆腐と厚揚げと油揚げを購入しました。豆腐料理なら何でもご存じの奥様から油揚げの使い方のコツを教えていただきました。
厚揚げ(「絹生揚げ」)は中が絹ごし豆腐で、魚焼きで焼いて食べるのが一番おいしいとアドバイスをいただきました。
最後にお店の前で写真撮影していただきました。作業中のお忙しい時間にお邪魔したのに快くインタビューに応じていただき本当にありがとうございました。

油揚げのうまみを引き出す「小松菜の煮浸し」


というわけで、まず、自宅で小松菜と大豆2倍の油揚げで作った小松菜と油揚げの煮浸しを作ってみました。奥様から教えていただいたやり方です。
手揚の油揚げをだし汁に入れて、先に煮ます。よく煮えて旨味が出てから、
小松菜の茎を入れ、火が通ったら葉を入れて、ひと煮たちしたら出来上がり。
いつもは全部一緒に煮ていたのですが、こうすると食感も良く、おいしくて煮汁も残らずいただけました。
白だしを使い、ちょっとラクしました。

豆腐料理の3品

少し自信がついた所で、今度は3品作ってみました。
左上が「絹ごし生揚げ」の豚バラ巻きです。
豚バラを巻いて焼いて甘辛醤油だれに絡めました。
右上と下は大豆2倍油揚げを使ったピザです。
右上はチーズとミニトマトとピーマンをのせてピザソース。
下はチーズとシラスに醤油ベースの味付けです。簡単で栄養満点で、オール鈴木豆腐店メニューです。

鈴木豆腐店の連絡先 
 0467-31-1601
同ホームページ
(Reported By M&S)