【始まりを探して】片瀬山の公園ご紹介+公園愛護会活動について その1

行ってみたくなる公園がありますよ!

先日掲載しました「東公園愛護会の活動ご紹介」の取材で調べた片瀬山住宅地内の公園の様子や愛護会の歴史等をご紹介したいと思います。

住民の皆さんは近くの公園の事はおおよそご存じと思いますが、他の公園の「へえーっ」という事を知るとちょっと足を伸ばしてみたくなりますよ!
◆片瀬山住宅地内にある公園は?
片瀬山の中には下図に示す「都市公園」が5つ(東、西、南、北、海南)あります。これらの位置関係は下図のようになります。これらはいずれも住宅地が造成されたときに最初から街づくりの一環として計画されたという特徴があります。

ふじさわキュンマップの 公園箇所図 より それぞれ特徴があります!

片瀬山住宅地造成時の計画図というものがあり(下記)、それと比べてみましょう。計画通りの場所にできた事が多いのですが、違う所もあります。何の事情か片瀬山北公園の位置がずれている事がわかりますね。それと、海南公園はこの図にありません。そもそも現在の片瀬山1丁目6付近の街区が計画図にはありません。

三井不動産の片瀬山造成予定図(パンフレットより)

実はこの街区(海南地区)は三井不動産の分譲地ではなく、ほぼ同時に造成された別の不動産会社の分譲地でした。そのため三井不動産の計画図には含まれてなかったわけです。そうした影響で、海南公園と北公園は東西南の3か所の公園より3年~5年遅れての公園設置となっていると思われます。ともあれ、今から50年前としては、先進的な都市計画に基づいて公園も計画的に配置された街でした。(→この頃の街づくりについてはこちらを参照下さい。片瀬山住宅地造成の頃 その1 その2 その3

片瀬山内の公園 ひとことご紹介 南から順にご紹介しましょう
・片瀬山南公園 富士見坂を降りた所にあります。コミュニティハウス片瀬山、バランスファクトリーに隣接しています。マグロ販売はバランスファクトリー、鎌倉利々庵のパン販売はこの公園横です。アフラックのCMの撮影はこの近くの路上と富士見坂でした。

スロープ付き砂場やジャングルジムもあります。藤棚もあります。
「大人用健康遊具」があります。左は「ツイストスツール」右は「ストレッチフープ」と「十字懸垂ベンチ」

・片瀬山西公園 富士見坂の坂上にあります。

大きな砂場にスロープがつながっていて滑り台のように遊ぶ事が出来ます
ブランコが4基も設置されている

沢山の花壇があり、遊具も充実しています。公園から数十歩で絶景の富士見坂に出られます。夕方になるとワンちゃんたちのお散歩コース・ワンちゃん友達の集合場所としてにぎわっています。

・片瀬山東公園 

「給水塔」の足元にある公園です。東公園については先日の「東公園愛護会のご紹介」で詳しくご紹介したので今回は紹介を省略します。充実した花壇があります。

・海南公園

小ぶりなかわいい公園ですが、ちゃんとここにも公園愛護会倉庫があり、花壇が整備されています。大人用健康遊具が2つも設置されています。

ここにも「大人用健康遊具」があります 左は 「すいすい屈伸」右は「マッサージベンチ」

・片瀬山北公園
片瀬山内の都市公園のうちで最も大きい公園です。新林公園につながる「ふれあいの道」の入口になっています。また、北側のよく手入れされた芝生スロープは冬になると市内の幼稚園の子供達が芝滑りにやってくる名所です。私の子供も20数年前にお世話になり、その後数年間段ボールを持参して滑りに来ました。先日も市内の幼稚園の子供達がやって来ているのを見かけました。

海が一望でき、それを見るためのベンチが設置されています。道路の反対側の歩道には一休みベンチ。芝生と花壇がきれいです。
公園の北側の部分 鉄塔の足元を左に行くと新林公園への道
北側の芝生のスロープは芝滑りの名所です。

このようにそれぞれに特徴のある公園が整備されていますので、一度お散歩で訪れてみて下さい。次回はこれらの公園の整備をする公園愛護会のあゆみ、片瀬山憩いの森 のご紹介です。