来穏の招き猫、二匹の愛されにゃんこたち。

お店とともにやってきた招き猫 2丁目 I さん

片瀬山2丁目で「来穏」という自宅レストランを営んでおります(→来穏のご紹介記事)。我が家には二匹のにゃんこたちがいます。共に2017年から別々の経緯でやってきました。ちょうど時期を重なるようにして、お店を始めることになった私たちのもとへやって来た二匹のにゃんこたちは、共に歩み今では欠かすことができない存在となっています。お店の営業中は2階の住居スペースにいるため、お客様と会うことはできないので、この場を借りて紹介させていただきます。まず先に出会ったのは、おてんば娘のライです。

ライ(メス6歳 茶白)

片瀬山北公園で鳥に狙われていた赤ちゃん猫を知人が見つけて保護し、誰か貰い手がいないかということで、我が家が引き取ることになりました。当初は男の子か女の子かはっきりと判別できず、どちらでも通用できそうな名前を名付けました。妻が自宅に連れて帰ってきて開口一番、「うちにもとうとう猫がやって来た」と言った一言から「来」の字をもってきました。性格は活発で、たまにハラハラドキドキと目が離せない子です。

そんなライですが、4歳になった年の瀬に急に様子がおかしくなり、慌てて病院に駆け付けたところ尿路結石症(尿結石)であることが判明しました。しばらく入院生活が続き、年が明けても落ち着きませんでしたが、病院の先生がお正月にも関らず対応してくださり、退院後は定期的な血液検査と輸液で徐々に回復。今ではすっかり元気に尻尾ピーンでご機嫌に暮らしています。本当にハラハラドキドキさせる子ですが、そんな子ほど可愛いものです。

モデル立ち!?
尻尾ピーンでご機嫌に散歩中

続いて、ライから半年ほど遅れて出会ったのが、おっとり娘のコンブです。コンブはその三毛猫の柄がまさに昆布に似ていたので名付けました。

コンブ(メス6歳 三毛猫)

私たち夫婦同様、食いしん坊で、とても寂しがり屋な性格です。コンブもライと同じく幼少期に、心優しいご近所の方に保護され、お声がけいただき、2頭飼いすることで猫同士にとっても良いのではないかと思い、譲り受けました。とても甘えん坊でいつもスリスリしてきます。クリクリな眼差しで見つめられると、可愛いくてたまりません。そんなコンブですが、小さい頃にある事件がありました。避妊手術をした直後に、お腹の糸を自分で食いちぎってしまったのです。慌てて病院の先生に電話して対応していただきましたが、先生もこんな子は初めてとびっくりしていました。

今では、大好きな日の当たる出窓で大人しくのんびりと過ごしているコンブですが、たまに窓の外に鳥を見つけると突然、興奮して走り回り、そのアグレッシブさに驚かされます。

お気に入りの出窓で日光浴
鳥?窓の外に何かいる!?の顔

とっても対象的な性格の二匹のにゃんこたちですが、日々癒されながら過ごしています。慌ただしく生活をしている中で、のんびりとマイペースで過ごしている彼女たちに目を向けると、もっとゆったり構えて生きなさいって言われている気がします。猫と共に歩む生活って良いなあとつくづく感じる瞬間です。

子猫時代のライ
お嬢

以上、紹介させていただいた我が家の二匹のにゃんこたちですが、少し親バカな面もありますが、これからも愛し愛され、共にゆったりどっしり過ごしていきたいと思います。

子猫時代のコンブ
首が直角◣