新林公園で見頃になった草花

~梅雨期の植物に出会いました~ 上村文次

梅雨入りした翌日、6月7日新林公園に行ってきました。今が旬の梅雨期に見られる植物を見る事ができました。
〇アジサイ
梅雨の花と聞いて、多くの人が連想される花が紫陽花(あじさい)でしょう。アジサイが咲き始めていました。

古民家入口のアジサイが咲き始めました

〇ヤマユリ
新林公園の樹林地内にたくさんのヤマユリが見られました。手のひらを広げたよりも、大きな花を咲かせていました。近づくと甘い香りが漂っていました。梅雨に入った頃、見頃を迎えていました。

ヤマユリが斜面にしだれて咲いていたので下から撮りました

〇イチヤクソウ
梅雨空の林床にイチヤクソウが静かにうつむいて咲いていました。樹林地の下の日陰に咲く可憐な花です。なかなかみる機会のない貴重な植物です。

可憐なイチヤクソウです

〇ドクダミ

ドクダミが群生していました

梅雨時はドクダミの花の姿が目立ちます。ドクダミは花びらは4枚(4弁)ですが、稀に5弁のドクダミもあるそうです。5弁のドクダミは四つ葉のクローバーと同じで幸せを招くとされています。 見つけてみてください。

〇ヤマホタルブクロ

雨降花ともいわれるヤマホタルブクロ

ヤマホタルブクロはアジサイと並んで、梅雨期を代表する草花です。入梅頃から咲きはじめ梅雨が明けるころに花期を終えるため、「雨降花(あめふりばな)」とも呼ばれています。

〇ハナショウブ
梅雨に映えるハナショウブが見頃を迎えていました。木道わきの湿地に生えていました。アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの区別が私にはよく分かりませんが、これはハナショウブでよろしいでしょうか。

ハナショウブ

→編集部注 上村さんからのご質問調べました 見分け方はこちら→上は花の付け根が黄色いのでハナショウブですね。