【MINI取材】地域の助っ人CSWのお仕事

あなたに寄り添って相談にのってくれます

今回は困りごとを一緒に考えてくれるCSWの おしごと紹介 です。まず、CSWとは？について資料を基にご説明し、続いて片瀬地区のCSW矢野佳代子さんへのインタビューです。片瀬山の皆さんに　是非知っておいていただきたい貴重な情報満載です。

CSWって何？

CSWとはコミュニティソーシャルワーカー（Community Social Worker）のことです。具体的な困りごとを抱えた時、どこに相談すればよいのかわからない、どこの行政の相談窓口もあてはまらない 　ということがあります。そんな時にその人に寄り添い、一緒に考え、解決に向けて手伝ってくれるのがCSWです。個別の相談を通して地域課題を把握し、地域ニーズに応じた支えあいの仕組みづくりをします。 “おたがいさま”の気持ちで地域の中で解決していくことを共に考えてくれます。

藤沢市は、住み慣れた街で誰もが安心して暮らす事ができる地域社会を実現しようと、2020年からは市内13地区のそれぞれにコミュニティソーシャルワーカーを配置しています。一番大切にしていることは、しっかりと話をお伺いすることです。

片瀬地区SCW矢野佳代子さんに聞いてみた

～5月11日市民の家でのインタビュー～
片瀬地区は今まで前任の村上さんには大変お世話になりました。引き継いだ矢野さん（この春まで六会地区担当）、今後もよろしくお願いいたします。今年もここ片瀬山市民の家で、月２回のペースで相談窓口を開設されるのですが、実際の相談の件数はどのくらいなのでしょうか？
新規相談件数の実績は以下のとおりです。このほか面談などを継続している方が多くいます。
　　　片瀬山　　片瀬全体
2019年　　2　　　58
2020年　 12　　　68
2021年　　5　　　68
2022年　　8　　　62
相談場所はこうした市民の家等で開設された窓口だけなのですか？
いいえ、実際にはお会いするのはどこでもご相談者の都合に合わせます。ご自宅でも、またメールやZOOMでも電話でも受けます。外に出ていることが多いので、面接の約束などはメールも活用しています。
片瀬山は高齢関係の相談が多くて、成年後見制度、老後の不安、空家や庭木などの近隣トラブル、家族や人間関係、また金銭的な困りごと等などです。相談内容によっては包括支援センターやあんしんセンターなど関係機関の方と一緒にお話を伺うこともあります。
相談内容はかなり多岐に渡りますね。それに対応するためにもCSWの方はどんな背景の方々なんでしょうか？
CSWは現在14名です。資格は社会福祉士や介護福祉士、精神保健福祉士、保健師、介護支援専門員（ケアマネジャー）などを所有しています。
専門的な資格が必要なんですね！
資格があるから良いというわけではなく、経歴も経験も様々な職員だからこそ、わかちあったり相談してお互い高め合いながら仕事ができています。性格やタイプは違いますが、共通して皆優しいです。
個別相談はかなり重いものもあると思います。その内容で落ち込んだり、めげたりすることはないですか？
毎朝管理職と13地区のCSWで欠かさずミーティングをして共有する時間を設けています。また、上司やCSWの仲間に相談してアドバイスをしてくれるので職場環境が仕事を後押ししてくれています。それと、オンオフのメリハリをつけて趣味も大切にしています。
では最後に片瀬山住民の皆さんにメッセージをお願いします。
CSWはどんな相談でも受けるスタンスなので　まずはお話を聞いてお困りごとの専門分野に繋いだり、専門の職員と一緒に動いたりして相談者に寄り添いながら支援をします。是非お気軽にお声掛けください。
インタビュー後記　終始笑顔で答えてくれた矢野さん、ありがとうございました。そうそう大事なこと　相談は無料です。
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片瀬山市民の家での相談日日程や予約方法などの詳細はこちら（当ホームページ市民の家のページです。見やすい日程表を掲示中）　原則毎月第1,第2木曜日13:00-15:00です。
CSW全般の説明ホームページはこちら　わかりやすい説明チラシ
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