【片瀬山の自然】新林公園の夏の蝶

8月13日 28種類の蝶を観察 上村 文次

2024年8月13日に新林公園で蝶の観察をしました。観察した蝶は下記の通りです。
アオスジアゲハ・ヤマトシジミ・キタキチョウ・ツバメシジミ・イチモンジセセリ・モンキチョウ・コミスジ・ベニシジミ・アゲハ・ムラサキツバメ・ダイミョウセセリ・カラスアゲハ・モンキアゲハ・ジャコウアゲハ・クロアゲハ・キアゲハ・ゴマダラチョウ・アカボシゴマダラ・コジャノメ・サトキマダラヒカゲ・ヒカゲチョウ・モンシロチョウ・スジグロシロチョウ・ヒメウラナミジャノメ・ナガサキアゲハ・ヒメジャノメ・チャバネセセリ・クロコノマチョウです。
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アゲハの仲間
アゲハ類を8種も(アオスジアゲハ・アゲハ・カラスアゲハ・モンキアゲハ・ジャコウアゲハ・クロアゲハ・キアゲハ・ナガサキアゲハ)観察しました。クサギの花で吸蜜するアゲハやカラスアゲハ、クロアゲハを観察することができました。今日は猛暑日で、暑さのためか、木陰の葉上に止まって(休んでいる)いるアオスジアゲハやモンキアゲハがいました。普段は活発に飛び回っているアオスジアゲハやモンキアゲハも暑さ対策をとっていたのでしょう。

ジャコウアゲハ♀ 2024.8.13 新林公園
木陰の葉上で休んでいるアオスジアゲハ 2024.8.13 新林公園
アゲハ 2024.8.13 新林公園
ナガサキアゲハ 2024.8.13 新林公園
木陰の葉上で休んでいるモンキアゲハ 2024.8.13 新林公園

秋の蝶イチモンジセセリ
湿地に生えているミソハギでたくさんのイチモンジセセリが吸蜜していました。
もう秋の蝶(イチモンジセセリ)を観察できました。

ミソハギ(盆花)で吸蜜するイチモンジセセリ 2024.8.13 新林公園

●暗い環境を好む蝶たち
樹林地内の薄暗い所でヒカゲチョウ、コジャノメ、クロコノマチョウなどを観察しました。暗い環境を好む蝶たちです。

ヒカゲチョウ 2024.8.13 新林公園
コジャノメ 2024.8.13 新林公園

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ヒメジャノメ夏型 2024.8.13 新林公園
ヒメウラナミジャノメ 2024.8.13 新林公園
樹液を吸汁するサトキマダラヒカゲ 2024.8.13 新林公園
クロコノマチョウ夏型 2024.8.13 新林公園
コミスジ 2024.8.13 新林公園

草地の蝶
草地でツバメシジミを6頭も観察できました。ヤマトシジミやモンキチョウも観察しました。

ツバメシジミ  2024.8.13 新林公園
ベニシジミ 2024.8.13 新林公園
ムラサキツバメを2頭観察しました。マテバシイ(食樹)がないと、見られない蝶です。シジミチョウの仲間では大きい蝶です。2024.8.13 新林公園 

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モンキチョウ 2024.8.13 新林公園

たった一日だけでもたくさんの蝶に出会えました。新林公園は草地、湿地、樹林地などがあり多くの蝶が生息しています。 

草地上(頭の上あたり)を群れになって飛んでいるウスバキトンボ(盆トンボ)を見ました。草地には多くのショウリョウバッタ(盆バッタ)がいました。湿地にミソハギ(盆花)が咲いていました。そう言えば今日はお盆でした。

ショウリョウバッタという名前がついたのは、この時期に姿を現すので先祖が姿を変えたからとも、精霊船に似ることからとも言われています 2024.8.13 新林公園
園内ではクマゼミが朝から元気に鳴いていました。地球温暖化等で北上してきたセミです  2024.8.13 新林公園

幸せを呼ぶ青い蜂「ルリモンハナバチ」がいました。普通にはなかなかみる機会の少ない希少性の昆虫です。

ルリモンハナバチ 2024.8.13 新林公園