「回覧をLINEで見られるようにする」3丁目でスタート
今月から片瀬山三丁目で始まった「回覧をLINEで見られるようにする」仕組みの運用について、その概要をご紹介しましょう。今回は自治会内でのプレゼンテーション資料の一部を解説する形でちょっと手抜きをさせてもらいます。昔風に言う「紙芝居」と思ってお読みください。▼に続いて説明、その下に説明シート という順番です。でははじまりはじまり!
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▼表紙 今回ご説明するのは今は紙で配られている回覧や配布物の内容をLINEで一斉配信します、という仕組の説明です。配信する対象の方々は事前にLINEで片瀬山三丁目公式アカウントに「友だち登録」した人です。普段お使いのLINEに通知が来て、お使いのスマホ及びタブレットやPC等の大画面で回覧が見られます。早く回さなきゃという心配もいらないので、ゆっくり見られます。なお、三丁目の方には全戸配布のチラシによって、友だち登録用のURLをお知らせしています。
▼これまで
これまでの紙の回覧については関係者の負担がとても大きく、高齢者の方がその負担(重い・複雑)のために班長ができない、現役の方も時間制約で自治会加入を断る理由になっています。高齢化が進む現在持続可能な仕組みにできないものでしょうか?
▼これから
そこで、ここ2年半ほど3丁目で議論してきて今回実現に至ったLINE公式アカウントを使った回覧・配布物配布の仕組みのイメージ図です。
友だち登録して下さった皆さんに回覧や配布物を一斉に配信します。このポイントは 紙配布に加えて という所です。LINEで見るようになった世帯の方でも、事情があって紙を継続したい方は継続して下さい。(後に述べます)。
▼具体的な配信のイメージ:広報ふじさわ
配信される回覧・配布物のイメージです。まず広報ふじさわです。
藤沢市の同サイトのスマホ向け、PC向け、過去一覧のページのURLを貼り付けてます。
最新号が出たら直ちに画面で見られるようになっています。過去分も見られます。
▼片瀬センター/自治会からの回覧の配信イメージ
同様に片瀬市民センターからの回覧・配布物、片瀬山三丁目独自の回覧・配布物を配信します。
こちらはざっと内容がわかるように、それぞれ縮小画像イメージを並べて見せています。見ようと思ったチラシの画像をタップすると、「自治会のたより」のような複数ページの字の多いものもオリジナルデータで鮮明に見えます。よく見たい所は、普段の回覧より大きくして落ち着いて見る事ができます。
▼この後、なぜLINEなのか?→圧倒的な利用率(特に高齢者でも高い利用率)、片瀬山の人口比率等の分析から、最終的にはどの程度の閲覧者が予測されるか、最後まで紙が必要な人がどのくらいの世帯数になるかの予測等を示して説明がありますが、今回は省略します。
▼何が良くなるの?
多くの回覧にまつわる課題が改善され、さらに新たなメリットととして自治会活動の活性化に成功した例を市内の他自治会にも聞きました。(この記事では省略します)
▼導入の基本方針
紙の扱いをどうするのか 不安に思う方も多いので。それへの配慮をしながら移行を進めます。
▼具体的な紙との並行運用の日程案
これは進捗状況により変わる可能性があります。細かい説明会の日程など未定分については、ここでは割愛します。
▼来年1月からの運用イメージ
1月から実際に紙回覧を縮小した場合も、紙を継続している人にとっては変化はありません。
▼二世帯等でありがちな事例でのご注意
同一世帯の中で紙の継続を希望する人が一人でもいたらそれを尊重して紙の継続をしてください。残りの方はLINEで見て下さい。これからの自治会は「回覧の負担を減らし、紙回覧の必要な方に心配りする」のが合理的でしょう。
▼個人情報保護に関する説明
片瀬山三丁目は個人情報保護に関する規程とそれを確実に運用するためのガイドラインがあり、それに基づいて皆さんからご提供いただいた住所とお名前の情報を管理するという説明をしています。(割愛します)
以上、紙芝居風にプレゼン資料をご紹介説明いたしました。いかがだったでしょうか?様々な議論がある中で、とにかく具体的な一歩を踏み出せたことは大きかったと思います。さらに、今回の仕組みがチャット機能によって募集や応募・アンケートが可能になった事、災害時の連絡手段としての可能性が見えた事が、これからの自治会の新しい姿につながる事を期待しています。三丁目の方には友だち登録をぜひご検討いただくことをお勧めします。10月10日付の全戸配布チラシをご覧ください。11月10日にも全戸配布チラシが予定されています。それまで待てない方は、本ホームページトップページの上にある問い合わせメールにて住所氏名明記の上でご連絡下さい。(Reported By S)