【片瀬山の自然】江の島の蝶

25種類もの蝶を見ることができた10月13日  上村 文次

2024日10月13日 江の島で蝶の観察をしました。25種類もの蝶を見ることができました。
今回見られた蝶はアゲハ・カラスアゲハ・ナガサキアゲハ・アオスジアゲハ・キアゲハ・イチモンジセセリ・チャバネセセリ・ウラナミシジミ・ヤマトシジミ・アカタテハ・ツマグロヒョウモン・クロマダラソテツシジミ・ツバメシジミ・ベニシジミ・アサギマダラ・キタテハ・ウラギンシジミ・キタキチョウ・ルリタテハ・モンシロチョウ・ムラサキツバメ・ルリシジミ・モンキチョウ・ヒメアカタテハ・リュウキュウムラサキです。
今回は秋の江の島の花壇に咲き誇る花と一緒に写ってくれています。
〇秋にたくさん見られる蝶 
秋の蝶ウラナミシジミ・イチモンジセセリ・チャバネセセリ・ヒメアカタテハが見られました。キタキチョウ・キタテハの秋型も見られました。

アメリカデイゴで吸蜜するウラナミシジミ 江の島 2024.10.13
デュランタで吸蜜するイチモンジセセリ 江の島 2024.10.13
チャバネセセリ 江の島 2024.10.13

花壇から少しはなれたところにも秋の蝶がいました。

コスモスで吸蜜するヒメアカタテハ 江の島 2024.10.13
キタキチョウ秋型 江の島 2024.10.13
キタテハ秋型 江の島 2024.10.13

この頃になるとよく見られるようになる蝶

アカタテハ 江の島 2024.10.13
ルリタテハ 江の島 2024.10.13

そしてここにも・・

ペンタスで吸蜜するツマグロヒョウモン 江の島 2024.10.13
ムラサキツバメ 江の島 2024.10.13

〇アゲハ類
アゲハ類が花壇のペンタスやランタナでたくさん蜜を吸っていました。

ランタナで吸蜜するアオスジアゲハ 江の島 2024.10.13
ペンタスで吸蜜するナガサキアゲハ♀ 江の島 2024.10.13
ペンタスで吸蜜するカラスアゲハ 江の島 2024.10.13
ペンタスで吸蜜するアゲハ 江の島 2024.10.13
ペンタスで吸蜜するキアゲハ 江の島 2024.10.13

〇渡りをする蝶アサギマダラ
黒と褐色の模様、透けるようなあさぎ色の斑模様の翅のとても美しい蝶です。
 アサギマダラは「旅する蝶」で、春から初夏にかけて沖縄や九州の島々から北上(北上東進)し、夏を本州の高原などで過ごした後、秋には南を目ざして(南下西進)移動する蝶です。
長野県などから南下してきた個体でしょう。今日は1頭でしたが、例年この時季江の島ではたくさん見られます

渡りの途中江の島に立ち寄り、栄養補給しているアサギマダラ 江の島 2024.10.13

〇最近見られるようになった蝶クロマダラソテツシジミ
南方系の蝶クロマダラソテツシジミを8頭も観察しました。定着化していないクロマダラソテツシジミですので、来年、見られるかは不明です。

南方系の蝶クロマダラソテツシジミ 江の島 2024.10.13

〇迷蝶 リュウキュウムラサキ
江の島で発見されたのは初めてです。本来は江の島には生息していないが、海外に産する蝶が台風などに運ばれてきて、発見されたり、一時的に棲み着いたりすることがあります。こう言う蝶のことを迷蝶と呼んでいます。

迷蝶リュウキュウムラサキ  江の島 2024.10.13 日本に到達するのは南方(台湾やフィリピンなど)からのものが多いが、どこからきたのでしょう。 

〇キアゲハの幼虫 

江の島に自生しているアシタバにキアゲハの幼虫がたくさんついていました 江の島 2023.10.13



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