【報告】片瀬山三丁目夕涼み会-その2 新しい試み1

新企画 防災展示のご紹介 ❶備蓄編

前回ご紹介した夕涼み会で新たな企画として今年防災展示が行われました。今回はその内容をご紹介しましょう。
片瀬山では大災害時も在宅避難を選ぶ方が多いことが想定されます。(家が壊れたり不安がある場合など、片瀬中学への避難ももちろんできます)
一方で在宅避難の場合、ライフライン(電気・ガス・上下水道・一部通信も)が途絶した中では、
❶すぐには救援物資が届くことは期待できません(1週間程度はほとんど期待できません)
❷発災直後の安否確認から始まって
 ・救援物資配布(外部→片瀬中学校→東公園→各戸)
 ・情報収集・伝達(避難者登録などを含む)
 ・助けの必要な方(高齢者・持病のある方・小さいお子さんのいる家・大人が帰宅困難の子供のいる家)へのサポート
こういった活動が必要になります。そのために、自治会が東公園(今回の夕涼み会会場)に本部を設置する予定で、「夕涼み会のテント立て」という活動もその訓練なのです。
こうした状況は1~2週間にわたって続くことになると思われます。各丁目も同様です。
そうした場合、
❶に対しては各家庭での備蓄が最低限必須
❷に対しては「東公園で自治会が何をするのか?」の議論を経て体制整備が必要です。今回三丁目の夕涼み会では、❶と❷について防災展示として行われました。

大事なことは次の3つ
・カセットコンロと水さえあれば   
・普段使いの加工食品や日持する野菜が
 備蓄品として十分役立つ
・災害時はまず冷蔵庫の中身から食べる

まず、
❶各家庭での備蓄はどんな用意が必要か?
そこで、今回の防災展示では
具体的に1週間分の大人一人が
備蓄として必要な食料の実物を見える形で展示しました。それを見て頂いた上で、それぞれのお宅で、人数に合わせてどの程度の備蓄が必要か?の目安を算出することができるチラシを配りました。
それが以下に示すチラシです。

この展示はこの日(9月27日)午前中の片瀬地区防災訓練で片瀬地区社会福祉協議会(協力:片瀬市民センター)の展示として好評を頂いたものを、午後の三丁目の夕涼み会に運び込んで展示されたものです。

チラシ表面

水とカセットコンロ・ガスボンベさえあれば、特別な災害備蓄品を購入しなくても、通常の食料備蓄が十分備蓄品になるという事がポイントです。
各ご家庭の今のストックを見て、足りているのか、不足しているのか?何をどのくらい追加すれば足りるのか?をご自分で知ることができるシートが次にご紹介するチラシ裏面です。
著作権:片瀬地区社会福祉協議会

チラシ裏面

ぜひ皆様もご自宅のストックをご確認いただければと思います。