【やってみました】湘南ブルーを染めてみた

藍の生葉染めWorkShopに参加してみたら・・

6月4日片瀬目白山のアートカフェくじら館で 藍の生葉染めを体験してきました。絵の具ならターコイズブルー、和名なら縹色(はなだいろ)でしょうか?

藍の生葉で染めたスカーフの色

くじら館のオーナーさんは藤沢育ちの藍生葉から生まれるこの色を 湘南ブルーと命名しました。これを広める湘南ブルー藍プロジェクトとして開かれたWorkshopに参加しました。

年間予定を含むチラシ 9月にもう一度くじら館で予定されています

藍染めとは?+工程説明】まず藍とは何ぞやの歴史と染色工程を説明していただき作業に入ります。

素材(今回はスカーフ)を選ぶ】いろいろある素材から自分好みのスカーフを選びます。完成を想像しながら選ぶので、なかなか決められず…誰もが1番悩むようです。

どれにしようかな

素材準備】素材の重さを計量し、水にしっかり浸けておきます。
藍の準備】生葉を摘み、葉を茎から落として素材の約2倍の量を用意します。
プランターと畑で育った葉を混ぜました。畑の土で育った藍は茎も太く、葉を摘む指先から力強さが伝わってくる感じでした。

プランターからの生葉摘み
茎をとりはずして生葉を集める作業

染色液を作る】ちぎった生葉に水を加えミキサーにかけます。葉を濾して染色液を作ります。

ミキサーをかけ、濾過して染色液作成

染色作業】染色液から素材が浮かないように、3〜5分揉み込みます。3分だと淡く、5分だと濃いめに染まるそうです。
染色後よく絞り広げて空気を含ませ発色させます。
その後、色落ちしなくなるまで、よく水洗いします。

染色作業 この後よく水洗いします

陰干しでの乾燥
風通しのよいところ(できれば日陰)で乾かします。
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藍の生葉染めは6月〜9月頃が最適とされ、特に6月新芽の時期は色艶やかで鮮やかに染まるそうです。摘んだばかりの葉は確かに新緑の息吹が感じられました。青汁のような緑からスカーフの色がだんだん変化していく様子にはとてもワクワクしました。

風通しの良い所で干します

このワークショップでは地産地消のランチがいただけます🎶
今日は鵠沼魚醤入りの具沢山おうどんです‼

この日のランチ

いつもはお弁当形式だそうですが この日は出張調理して下さいました。
⚫冷やしうどん(寒川産金子養鶏の半熟卵乗せ)
⚫かぶの梅昆布漬け

優しいお味で ごちそうさま!
旬のお野菜が美味しかったです。

藍の生葉染めはとても地球に優しい染色だと知りました。藍は藤沢市宮原の畑で自然農法で種から育てられています。染色時に薬品は一切使いません。ミキサーで刻んだ葉カスも青汁もお庭に撒いて土へとかえります。水洗いをしても下水は汚れません。さらに経年し色落ちしても再び染め直しが可能とのこと、良いことづくめです。
6月〜9月までの期間中にも染まり具合が葉の成長とともに変化していくそうです。ならば9月にもう一度体験してみようと思います。次はどんな湘南ブルーになるでしょうか🩵 まだまだ体験出来ます。片瀬方面では江の島で7月31日(水)と8月21日(水)、くじら館で9月8日(日)に開催予定です。(最初のチラシを参照下さい)
申込方法「湘南ブルー藍プロジェクト」ワークショップのページの申込フォームから申込ができます。また開催予定・場所と予約状況がわかります。また活動全般についてはFacebook、X(ツイッター)、インスタグラムでも発信されています。(いずれも「湘南ブルー藍」で検索するとホームぺージと共にリストされます。)お試し下さい。
(Reported By K)

湘南ブルー藍プロジェクト
藤沢市で生産される藍の生葉染めを通じ、南北に長い藤沢市の魅力を発信するプロジェクトとして発足。豊かな農地と観光地を合わせ持つ藤沢市を、藍の生葉染めの魅力を通じて紹介していく活動をしています。