富士見坂は富士山と海（相模湾）を一望できる場所としてよく知られています。このホームページでも毎日「富士山と海の写真」をご覧いただけるリンクアイコンを用意しています。このリンク先のページで毎日の富士山の表情を撮影している4丁目武井篤夫さんの「とっておきの写真」を今後時々掲載させていただく事になりました。今回が第1回です。今後の連載にご期待下さい。
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梅雨明けの富士 武井篤夫
今年の梅雨は本当に長く、梅雨の間富士は殆ど見えませんでした。
8月1日（土）に気象庁から関東地区の梅雨明けの発表がありましたが、その後も雲がかかったり、かすんだ空の状態が続き、なかなか富士は姿を見せませんでした。
8月10日（月）も日中富士は見えませんでしたが、日没直後に空の様子が変わり、雲がちぎれて富士が見えてきました。
ちぎれた雲の中に突如現れた富士は、雲と太陽の残照が相まって短い時間でしたが、素晴らしい景色を見せてくれました。
わずかの時間でしたが、立秋を過ぎてから、ようやく夏本番の到来を示唆しているようでした。
特にわずかに残った残照の中で、海岸線や街の明かりが次々に灯り、富士がシルエットで見える時間を私は好きで、なるべくブログに載せるようにしています。
すぐに暗闇が迫ってきて富士が見えなくなるまでの時間は5分くらいのものでしょう。この時間は写真撮影に見える方も少なくなっていますので、その様子を見ていただければと思います。
