ゴロウ記

モグタンはゴロラを経てゴロウさんに　3丁目Tさん

ゴロウは2018年6月10日生まれの4歳、オス、ブリンドルのフレンチブルドッグです。綾瀬のブリーダーさん宅で生まれました。生まれた時からよく食べていたそうで、ブリーダーさんの命名はなんとモグタン。血統書にもしっかりMogutanと書かれていました。(笑)

当時は世田谷の砧公園の近くに住んでいました。パピー期のゴロウさんはとてもかわいかったのですが、ゴジラのような傍若無人っぷりの二面性を併せ持つ双子座でした。その頃のあだ名はゴロラ。甘噛みで、手も足も、家具もかじられました。サークルの繋ぎ目もかじって外し、よく脱走を試みていました。ちょっと目を離したすきにクッションをかじられたこともありました。目を輝かせながらクッションをかじっていた姿は、今でも忘れられません。とにかく、ゴロウさんからは目が離せませんでした。

そんな暴れん坊のゴロウでしたが、ゴロウちゃ〜んと慕ってくれる近所の女の子や、必ず我が家の前でゴロウいるのかチェックをしてくれるコーギーちゃんなど、着実にお友達を増やしていました。
砧公園にもよく行きました。ゴロウを連れているだけで声をかけていただく方など、今までお話しすることもなかった方々とお話しする機会に恵まれました。ゴロウの名前の由来となった井之頭五郎さん役の俳優さんも、お話しすることは叶わなかったものの、何度かお散歩中にお見かけしました。ワンコは人を結びつけるとても不思議な力を持っていますね。

そんなゴロウさん、1歳半をすぎた頃から、立て続けにお医者さまにお世話になるようになりました。首と腰を痛めて整体の先生に診てもらったり、2歳の夏頃には中耳炎に罹りました。
大きな病院で診てもらったところ、耳道を切除する手術を受けた方が良いと診断されました。
耳道を切除すると耳が聞こえなくなってしまうとのこと、それだけはどうしても避けたくて色々調べ、薬で治しましょうと言ってくれた耳と皮膚の専門の先生に出会えた時は、本当に藁をも掴む思いでした。
アレルギーが原因の耳と皮膚のトラブルは、フレブルにとても多い症状とのことでした。それからずっと、アレルギー対応のウサギ肉とえんどう豆のフードにお世話になっています。お薬の治療は1年ほど続きましたが、お陰様で今はすっかり良くなりました。