犬とのくらし

犬とのくらし  3丁目Nさん

1995年冬に横浜からこちらに引っ越して来てその夏、ラブラドールの2ヶ月のオス、アンディが家族に加わりました。

パピーの時は家具の脚をかじりスリッパは破壊、落ちている物は全部口に‥‥‥とため息の毎日でした。

家に来てすぐのアンディ
大船事件の後元気に走り回るアンディ

ある朝の散歩で仲良しの仔と北公園を東側に山を入り二頭で大冒険!大船駅の先で保護されました。大きな犬二頭が踏切やいくつかの信号を越え、連れ立って歩いて無事だったと思うと今でも驚きです。しばらくは犬仲間内で武勇伝として語られました。
二代目トーマスは2012年春、2才半で盲導犬協会から託されました。小動物や縫いぐるみなどに反応しテンションが上がり不適合になったようです。

12才になる今でもぬいぐるみに目を輝かせ見いる姿には笑ってしまいます。
優しい穏やかなリトリバーの性質に加え協会で受けたコマンドがしっかり入っていたので苦労なく家庭犬としての生活が始まりました。

一年の半分以上は畑をしている富士山麓に住み自然の中でワイルドに暮らしています。冬季、片瀬山に戻ると仲良しの犬との再会を喜びはしゃぐ姿は歳には関係ありません。
また、片瀬山に住む方々の温かい眼差しは気持ちのゆとりを感じいつも嬉しく思います。

我が家の歴史を思い返すと犬達はかけがえのない家族でどんなにか和まされ、励まされたことかと思います。トーマスも飼い主の私達も同じ位高齢になりました。これからはゆっくり穏やかに日々を過ごしたいと願っています。