【いいね!ご紹介】やまかで買える手作り豆腐ー新倉豆腐店その1

お店に直接届けられる今朝できた豆腐

今日スーパーの棚で近くの「顔の見える」お店で作った加工食品が買えるという商品はほとんどありません。そんな中、やまか片瀬山店に毎朝手作り豆腐を届けてショーケースに並べている豆腐店があります。それが腰越の新倉(しんくら)豆腐店です。

日曜日を除く月曜日~土曜日のやまか片瀬山店通用口、開店の1時間以上前にその日できたばかり、まだ少し暖かい商品を抱えて新倉さんは登場します。やまかのお店の棚にそれらを並べます。この日もちょうど中学校の校庭から朝練の掛け声が聞こえてきました。

この日商品を2つのトレーに入れて運び込む新倉さん

やまか片瀬山店の豆腐コーナーはとてもたくさんの種類の豆腐があり、片瀬山住民の豆腐好きがよくわかります。安いものから高価格のものまでさまざまですが、その高価格もののメインとなっているのが、新倉豆腐店の豆腐(絹ごし2種類、木綿、寄せ豆腐、絹生(厚)揚げ、がんもどき)です。どれも手作りでにがりを使った本当の味を売りにしています。お値段は確かに安い豆腐の倍以上します。そしてひとつが大きいです。

中段の良いところに新倉豆腐店の6種類の商品が並べられています。

実は新倉豆腐店は昨年11月からやまか片瀬山店に商品を届けてくれるようになったばかりです。スーパーやまかの店舗政策として江ノ島店に鈴木豆腐店(先日ご紹介しました)、片瀬山店に新倉豆腐店の商品を導入することになったからです。どちらも片瀬山住宅地内で車で直売をしていて、固定のお客さんがいます。新倉さん曰く、「まだ片瀬山店に置くようになっても本当の意味で根付くには3年かかるんじゃないかな、と思っている。」「若い人が日本料理やらないからな~。時代が変わっていくんだから仕方ないけれど。でも年をとったらみんな豆腐食べたくなるからね」と気長で着実に進める意思を語ります。
通常の商品はどのスーパーでも(やまかでも)集配センターに納品されたものを各支店に配る仕組みが確立しています。それがこの豆腐だけはまだ温かいくらいの新鮮なものを直接お店に届けるという事がおこなわれています。
こうした取り組みの背景となったスーパーやまかと新倉豆腐店の古くからの関係等も含めて詳しいお話をお店に直接伺って聞きました。それを次回にご紹介します。