2023年1月25日最強の寒波がやってきた日 武井篤夫
1月25日は10年に一度の強い寒波が日本列島に押し寄せてくると、事前に何日も予報されていました。当日は日本列島には広範囲に大雪が降り、各地の高速道路では自動車の大渋滞や立ち往生が発生し、鉄道も乗客を乗せたまま何時間も止まってしまうなど大きな災害となりました。
ここ片瀬山では心配していた雪にはなりませんでしたが、早朝の富士山から上に伸びた雲は、強い風の中で太陽の光を浴びて赤褐色になり、なんだか不気味な感じがするものでした。
その後富士に絡まっていた雲は時間とともに剝がれてゆきましたが、頂上左側に張り付いた雲は次々と新しい雲が発生するのかなかなか取れない状態が続きました。
さすがに夕方になって、すっきりした富士を見ることができるようになりました。この寒波で富士の雪が増え、冬らしい富士の姿を眺めることができる日が多くなっています。