【いいね!ご紹介】ギャラリーカフェ エスポワール(希望)誕生

地域の人のつながりの場を目指したカフェ

昨年、片瀬山にギャラリーカフェが誕生しました。
片瀬山駅の片瀬山側出口階段を出て左に100mほど歩くと、目印になる緑の看板があります。そこがギャラリーカフェ エスポワールです。基本は火曜〜木曜 13時-16時 にオープンしています。

カフェの看板 これが目印です この下に開館スケジュールが掲示されています

開館日程・イベントや講座の開催についてもカレンダーが掲示されていますから、事前にご確認いただきご訪問下さい。
(確認先は文末参照)
道路から高くなっているKさんのご自宅1階に、地域の皆さんの使えるスペースとしてギャラリーカフェが生まれました。

ギャラリーには白い壁に 優しい希望を感じる絵 が何枚も飾られていて、キッチンと和室もあり、ギャラリーの横の窓を、モノレールが勢いよく走り抜けていきます。

大型TVもあります

場所代として、一人コーヒー代300円頂きます。毎月幾つかの講座が開かれており、またミーティングや趣味の教室、また高齢者の集いの場など、皆さんの希望で様々な事に利用して欲しいそうです。利用を希望される方は事前にひとこと連絡が必要です(文末参照)。
エスポワールという名前は、ここ片瀬山の素晴らしい環境の中で、子供も高齢者もみんなが希望を持って暮らせるようにという願いを込めて、フランス語で希望を意味するエスポワールと名付けられました。

2023年4月のOPEN予定と講座予定表 高齢者向けから若い方向けまで

Kさんがこのような場を作る事を思い立ったのは、地域住民に関わる環境問題が発生したことにありました。幸いにも問題は解決したのですが、それをきっかけに、問題解決の為に関わったメンバーの皆さんと、色々と話し合ったのだそうです。

そこで出たのが、ご近所や地域の人達を繋ぐ交流の場の必要性という事でした。
運営委員のYさんが、画家である娘さんの絵を展示するギャラリーをやりたいと話したところ、”では、ここでやってみたら!”と運営メンバーに背中を押されてギャラリーカフェという形での交流の場が実現しました。現在ここは7名の運営委員が中心となって運営しています(うち片瀬山在住は2名)。運営委員の皆さんは、先ほどの最初の話し合いのメンバーが中心ですが、年齢も経歴も様々で、一番若い方は運営委員Sさんの二十歳のお孫さんが参加しています。

ギャラリーには画家 山内若菜 さんの絵が常設展示されています

月1回の運営委員会で、色々なアイディアを出し合っています。エスポワールという場で仲間とともに活動をする事で自己実現の場にもなるようにと考えています。地域の方々の意見を聴く会もやりたいと考えているそうです。

運営委員Sさん:年齢や性別・国籍を問わず交流できる居場所を地域の皆様に提供して、趣味・特技・お喋り等楽しいひと時を過ごして頂き、同時に色々な問題に対して相談や支援を通してお役に立ちたいと思います。仲間内のパーティー、バーベキュー(道具あり)、お料理教室、和室があるので茶道、子供の遊び場でもご利用いただけます。一人になりがちな高齢者もここに来れば仲間がいて楽しいと思える場になればと思っています。講師の方々は皆様、教育・保育・看護・介護・行政等に対して実務経験が豊富です。気軽にお声をかけて下さい。

運営委員Yさん:コミュニティカフェは、同じ人達が利用して、その人達だけの色になってしまいがちです。エスポワールはひとつの色にならず、それぞれの個性を活かせる場所として活用していきたいです。ここの庭も木を切って花を植えて、見栄えのいいものにしたいと思っています。今、この地域に生息する松露(キノコ)やハマボウフウなどの食材を使ったお菓子作りを試みています。やりたい事は沢山あって、皆んなが色んな夢持っています。ぜひ、片瀬山の方々にエスポワールを知って頂いて、利用していただきたいです。

講座に参加してみました
●「アロマセラピー」
講師は輿水久美さんです。先ずは足湯からスタートです。足湯で体を温めている間に、先生からアロマの効用についてお話を伺ったり、参加者で自由な会話を楽しみます。

フットマッサージ 先生がひとりひとりハンドダッチでおこなってくれました

その後は、アロマオイルを使ってフットマッサージ。先生が一人一人に、ハンドタッチでのマッサージを行います。
皆さん、体のお悩みなどを相談しながら、気持ち良さそうにマッサージを受けていました。最後はストレッチ体操。座りながらできるので、ご高齢の方でも無理なくできます。全部終わるとコーヒータイムです。アロマの香りに癒されながら、和やかなひとときでした。

最後にみんなでストレッチします

●「豆本講座」
講師は高村百合子さんです。高村さんは、中学校で美術教師をされていました。

数ミリ単位の採寸、カッティング、糊付け作業に、皆さん集中して取り組んでいました


生徒さんたちの作品です


ご自身が体験した製本講座の面白さにはまり、生徒達に体験させたいと授業でも取り上げました。
今回の講座では、先生の明るいお人柄で、真剣な作業中でも何度も笑いが起こる楽しい雰囲気です。
3時間〜4時間位の作業時間で、作品を完成させました。子供の頃に、遊んでいたお人形に持たせる本を作っている方もいました。

「生き生き講話」
講師は、真宗大谷派 本願寺 僧 釋 楽邦(しゃく らくほう)・俗名 斎川 雅博さんでした。

釋 楽邦さんのお話です

58歳で、教師を辞めて仏門に興味を持ち、教務所で3年勉強し、三重県のお寺に17年勤務されたというユニークな経歴をお持ちの方です。まず、講師の先生のハーモニカ演奏と共に、童謡を2曲歌いました。その後、珈琲をいただきながら、四ツの恩 やその他 いのちの大切さ などのお話を聴きました。

3つの講座を体験させて頂きましたが、色々な講座がありますので、スケジュールを見て確認の上、参加されてはいかがでしょうか。(Reported By W、M)

ギャラリーカフェ エスポワール連絡先