とにかく暑かった2023年の夏
猛暑の夏、読者の皆様はいかがお過ごしでしたか?今年の夏を振り返ってみましょう。
◆とにかく暑い夏
今年の暑さはとんでもないものでした。その中でお仕事・通学で外出する方も大変でしたが、外出を控えて運動不足になった高齢者の方も多いのではないでしょうか?どのくらい暑かったのか、調べてみました。
◎暑さが早くから始まりいつまでも暑い
上に示した藤沢(辻堂)観測点の歴代記録で明らかなように、今年の夏は7月から「過去と比べてとんでもない暑さ」だった事がわかります。さらに次の気温の日ごとデータのグラフで、平年値(青)がお盆過ぎから下がるのに、2023年(オレンジ)の値が下がっていません。つまり8月後半も高温が続き、9月を迎えるのに秋の気配もない という事です。
7月8月の日平均気温は平年よりこの期間で2.015℃高くなりました。
(日平均気温とは毎正時の気温24個の1日平均値の事)
◎夜も暑い 休みなく暑い
昼の気温が高いばかりでなく夜気温が下がりません。熱帯夜(最低気温25度以上の日)は7月が13日、8月は28日を数え、連続24日間熱帯夜を記録しました。海岸にある辻堂観測点の気温は海水温のおかげで昼間は猛暑日になりにくい反面、熱帯夜になりやすいという傾向があります。
本当に皆様お疲れ様でした という他ありません。
◆もっと熱いのが甲子園
この猛暑の中さらに頑張ったのが高校野球の神奈川代表慶応高校で、そうです。以前こちらで取り上げたTさんの高校です。1956年(昭和31年)に投手、1960年に監督として甲子園に出場してベスト8 →片瀬山に甲子園投手、片瀬山に甲子園監督)を達成したのですが、この度のEnjoyBaseballを掲げた全国優勝で、本当に夢がかないました。Tさんのお言葉です。「昨日、今日、今朝も夢を見ている、夢を見ているみたい・・ 夢ではない。本当の事だ、本当にうれしい! 春の選抜の後、森林監督ともお話したりしたので、甲子園での応援に死んでも行きたい と思ったが、迷惑をかけるからダメと家内に厳命されてTV観戦になったんだけどね。」 優勝おめでとうございます!! なお、長い慶応高校野球部の歴史で選手と監督での甲子園出場はTさんだけだそうです。
◆諏訪神社祭礼
今年は神社創建1300年式年大祭の年です。片瀬も熱いです。
夏の例大祭については例年通り8月23日幟立てから始まり、26日から露店が出始め、27日早朝に浜降式、その後各町の神輿が町内巡行し、夜に龍口寺から諏訪神社まで練り歩きました。養老七年(西暦723年)の創建(信州諏訪神社からの分霊)から1300年の式年大祭についてはこの秋実施予定ですが、詳しい日程等については後日発表の予定とのことです。
そうした暑い日々でしたが、8月後半になって少し富士山が見える日が出てきました。これは秋の気配なのか とも思いますが、やはり暑い事には変わりがありません。ただ、セミの鳴き声はツクツクホーシが主力になりました。
(Reported By S Photo By K,Y&T)