大きな街路樹はすべて伐採され常緑ヤマボウシに
昨年来いろいろな経緯を経た「大坂」(片瀬山通り線 片瀬山入口交差点~片瀬中学前交差点)にある街路樹の更新作業についてのご報告です。
昨年3月、長く街の「玄関の顔」として親しまれた木々が何の事前通告もなく伐採されたために、大きな騒ぎになりました。片瀬山のみならず近隣の多くの方から「どうしたんだ?!」「自治会は何しているの?」という多くの声をいただきました。


当ホームページでもその経緯を随時お伝えしてきました。(具体的な状況は各記事をご覧ください)
→街路樹伐採第一報 2024年3月
突然の伐採後、多くの問い合わせや抗議が市に寄せられ説明会の開催の運びとなりました。
→街路樹更新説明会 2024年6月30日 記事は7月
市が説明会を開き、連絡なく伐採を進めたことを謝罪し、改めて今後の進め方についての予定などの説明を行いました。今後は自治会協議会などを通じて今後の進め方を協議し、樹種などについても意見を聞くことになりました。協議会では改めての説明が行われ、自治会側からの意見を聞くなどしたうえで、南側に残った古い街路樹も伐採の上、両側にそろった街路樹とすることとなりました。
→伐根作業進捗   2025年1月
後継樹種も常緑ヤマボウシと決まり、伐根するまでにしばらく時間を置く必要があるとのことで、そのあと時間をおいて道路北側は常緑ヤマボウシへの植え替えが始まりました。

2025年7月3日撮影

2025年7月3日撮影
今夏の猛暑の中、植え替えられた弱々しい木に給水車が水をやって回っている姿が印象的でした。あまりに過酷な夏でした。
こうした経緯を経て、まだ道路南側に古いユリノキが残っていましたが、自治会協議会との協議の元で、残った古いユリノキの伐採と伐根作業がこのたび行われ、さらに常緑ヤマボウシへの植え替えも一気に行われました。伐採は少し前から始まりましたが、伐根作業は約1週間で終了し、植え替えも同時に行われ、ほぼ10月中に完了しました。
植え替えた後はこんな風景となりました。現時点では、街路樹はほとんど目にはいらなくなってしまいました。

植えたばかりですので仕方ありませんが、一日も早く成長して街の玄関にふさわしい並木になってもらいたいと切に願います。(あまり大きくならない樹種なのでむつかしいかも)

間違えて伐採されてしまうという不幸な目にあったものが1本あり、今夏の酷暑は本当に厳しかったと見えて、枯れてしまったものが2本あり、加えてこれらは今後改めて植えられる予定となっています。


この夏に植え替えられた1本のヤマボウシに実がなっていました。とても甘味がつよくジャムなどに適しているらしいのですが、公式情報では、公共の場のものは農薬や排気ガスの心配があるので食べないで とあります。

いろいろありましたが、街を支える大事なメンバーとして今後も街路樹のことを考えてあげなければと思いました。皆様もよろしくお願いいたします。(Reported By S)
