片瀬山のオボロです

お友達たくさん!  Mさん

こんにちは、ボクの名前はオボロです。この3月で6歳になりました。
漢字では「朧」というカッコイイ字を書きます。顎の下が白いので、ピースワンコ・ジャパンのスタッフさんが「朧月夜」から名付けてくれました。
ボクは広島のピースワンコ・ジャパンの保護犬センターで生まれましたが、お母さん犬が保護犬で、ボクは野犬だったことはありません。生まれたときに、そのお母さん犬が「へその緒」と間違えて嚙み切ってしまったため右前足の先がありません。
でも、ボクにとっては生まれつきなので、3本脚で元気に暮らしています。

ぼくはオボロ 

辻堂の湘南T-SITEのグリーンドッグさんの中にある「ピースワンコ・ジャパン 湘南譲渡センター」で、今のお父さん、お母さん、ネエネエに出会い、片瀬山に来て5年経ちました。実はお父さん達は、ネットで別の犬を見て来られたのですが、ボクを見てメロメロになりました。先輩犬の「寅次郎」を亡くしたお父さん達は、なるべく可哀そうな犬を飼おうと考えて保護犬を探しに来たのですが、足先の無いボクを見て、ボクに決めてくれました。
でも、ピースワンコ・ジャパンの対応は厳しくて、慣れるためのお散歩練習から始まって、今の家の環境審査(ボクのいる場所の電源コード類のカバーや庭のフェンスの有無等)まで行って、やっと譲渡がOKになりました。さらに、お父さんたちは60歳以上だったので、家族とは別の保証人まで必要でした。
そうこうして、2018年2月の末に、お父さんお母さんの家に来ました。お父さんお母さんは、ピースワンコのスタッフさんから「夜は寂しがるから一人(一匹)にしないで下さい」と言われたので、当初1か月位、交代で、リビングのソファベッドで添い寝してくれました。
でも、実は、ボクは一人(一匹)寝が大好きで、今では、リビングのソファーを占拠してユッタリ寝ています。
ボクが来てすぐにお父さんは定年退職になり、朝晩ボクの散歩に付き合ってくれています。
ボクは、ピースワンコの広島センターで、足の事故もありスタッフの皆さんに可愛がられ、いろんな犬達とも遊んでいたので、片瀬山の散歩でも、出会うワンちゃん達ともすぐに仲良くなれ、5年経った今では、この辺りのほとんどのワンちゃん達と友達になっています。

ハロウィンの時の集合写真です (当ホームページでのハロウィン取材記事はこちら オボロ君も写っています)

お父さんがやっているグループラインには、50匹以上のワンちゃんが登録されているそうです。昨年、この片瀬山環境委員会で紹介していただいた「犬のハロウィン」なども楽しんでいます。
でも、お散歩時間以外は、リビングのソファーでこんな姿でのんびり過ごしています。

ちょっと恥ずかしいかっこうですが・・

朝晩、西公園や南公園、途中の富士見坂でお友達のワンちゃんと集まっていますが、利用される皆さんにはご迷惑をお掛けしないように気を付けていますので、多少大目に見てお許し下さい。
また、お散歩でボクに出会ったときには、お気軽に声をかけて下さい。初めは、怖がって吠えてしまうかもしれませんが、慣れれば大丈夫です。
3年前、インターネットニュースで、ボクのことを記事にしていただきましたので、ご興味のある方は、こちらもご覧下さい

片瀬山の皆さん(人間もワンちゃんも)、これからも宜しくお願いします。