富士見坂から見えた虹 武井篤夫
富士見坂から見た虹をご紹介します。
虹は太陽を背にした前方に降る雨粒に太陽の光線が当たり、雨粒がプリズムとなって、光線の中の色を屈折率の違いで分解し7色のアーチを作ります。従って、後方に太陽が出ていなくてはなりません。一面の曇り空や本格的な雨天では虹を見ることはできません。太陽を背に受けて前方ににわか雨が降り雨のさらに向こうは晴れているのが理想的です。
富士見坂では午前中の虹は富士の方向に、午後の虹は山側に見ることができます。しかし、虹の出ている時間は短く、あらかじめ予想をして待つのは難しく、運がよければ偶然そこに居合わせて写真を撮ることができることとなり、撮れた写真の回数も限定されますが、これまで撮れた写真を掲載します。