利用者の様子を取材 ご利用の手順等はこんな感じです
オープン前に見学に伺ってからひと月後、実際のご利用者さんの様子を取材する機会を頂きました。
環境委員会の会長 T氏がフレンドさんを利用されると聞き、双方の了解をいただけたので、T氏のトレーニング日に伺いました。T氏は「要支援」の状態で、足腰の筋肉強化を目的にこちらを利用する事になりました。
利用者の皆さんの様子
見学に伺った時は、9台のマシーンでトレーニングする人、傾斜している踏み台でふくらはぎのストレッチをする人、テーブルでちょっと休憩する人などそれぞれのリハビリを行っていました。
ホワイトボードには利用者さんそれぞれのメニューが貼ってあって、タイマーで時間を測りながらこなしていて、目配りも行き届いています。
マッサージベットもウォーターベットも満席でした。T氏のこの日のメニューは体温、血圧、脈拍測定後 マッサージ その後足腰のリハビリです。
マッサージが終わったT氏は次は、コードレスバイク3分トレーニングです。負荷を変えて色々試します。
休憩する間もなく、レッグプレスへ。リハビリ特化型のデイサービスの特徴なのか、利用者のみなさんは、意欲的に運動に取り組んでいて、活気があります。
また身体機能改善目的だけでなく、コロナ禍の中でおこりがちな、不安定な精神状態の回復改善にも効果が出ているそうです。
身体機能が改善していくのはご本人にとっても、支援する方にとっても、大きなやりがいを感じることでしょう。
どんな方が利用できるか?まずはケアマネさん・いきいきサポートセンターにご相談を
利用対象者は、介護度の認定で主に「要介護1~3」あるいは「要支援1,2」の方、又は「事業対象者」になります。図で書くと下記のような判断フローを経ての下の赤枠の部分の方々です。
フレンドの利用(赤枠内)の為には、いずれも利用者に合わせたケアプランの中での利用となりますので、現在介護サービス(要介護や要支援)をご利用の方は担当ケアマネージャさんとの相談が必要です。また要介護・要支援ほどでないが、生活機能の低下により、予防的にサポートが必要な方は片瀬しおさい荘内にある片瀬いきいきサポートセンター(地域包括ケアセンター)(0466-29-5066)にご相談頂き、基本チェックリスト(生活機能の低下がみられるかの25項目)での審査を経て「事業対象者」と判断されれば利用可能になります。利用料金等は介護度等によって異なるので、これも相談してください。
フレンドさん以外にもこうした施設を利用するためには、上記片瀬いきいきサポートセンターに相談して、必要なサービスや制度、関係機関の情報提供や紹介をしてもらいます。それぞれのニーズにあった施設を紹介してくれて、見学、体験も出来て、気に入った施設を選べます。
T氏の感想
T氏はしばらくの入院生活の後足腰が弱ってしまい、病院からいきいきサポートセンターに相談するように勧められ、要支援の判定を受けました。「要支援の人のリハビリに適したデイサービス施設」として数か所の候補施設を示され、ここを選んだそうです。実際に利用してみて、「家庭的でひとりひとりにあったプログラムを考えて実施してくれるのがとても良いね。高齢者にとっては、かゆい所に手が届いている感じで、今後もここで続けたい。片瀬山の利用者も多いようだね。」と語っています。
【謝辞】今回のレポートにあたって、フレンドさんと片瀬いきいきサポートセンターの方に基本から色々教えて頂き、大変お世話になりました。ありがとうございました。
(Reported By M)