庭で見られたトンボ 上村 文次
自宅の庭で8月に4種類のトンボを観察することができました。
8月11日にシオカラトンボとウスバキトンボを庭で見ました。ウスバキトンボは3匹が飛んでいました。
8月21日に夜、外灯に来ていたギンヤンマを見ました。
8月23日に金属光沢の美しいオオアオイトトンボが庭の草木に止まっているのを見つけました。
トンボは水辺にいるものだと思っていましたが、庭でも観察することができました。
〇シオカラトンボ
〇ウスバキトンボ
庭で一定の場所を行ったり来たりして飛んでいました。飛びっぱなしでなかなか止まらないトンボです。夕方止まっていたところを撮りました。体長は5㎝ほどの中型のトンボです。
お盆のころにたくさん発生することから「盆トンボ」「精霊トンボ」などとも呼ばれています。
〇ギンヤンマ
8月21日夜、外灯に必死にぶつかっているトンボがいました。驚いたことにギンヤンマでした。今までこんなことは一度もなかったのでびっくりしました。ほとんどの昆虫は「正の走行性」があると言われています。トンボは光に集まって来る習性があるんですね。
●ギンヤンマの体色について
頭と胸が黄緑色で腹は薄茶色。腹の胸に近い部分が、オスは水色、メスは黄緑色です。
〇オオアオイトトンボ
細い胴体のトンボが止まっていました。オオアオイトトンボでした。美しい緑色の金属光沢のある体色をしていました。撮影しようとカメラを近づけると臆病のようですぐに逃げてしまいました。飛び方は弱々しくおとなしく優しい飛び方でした。そのあと、また止まったので撮ることができました。
オオアオイトトンボは水辺で羽化したあと、(夏の期間)水辺から離れて近くの樹林地や丘陵地帯に移動して過ごします。我が家にも移動してきたのでしょう。