【富士見坂から】富士山の雪からわかる季節の進み方

富士山の雪が増えたり減ったり・・ゆっくりと秋は深まります 武井篤夫

11月初めは、曇って富士も見えないことが多くありました。そして晴れた日がやってくると、たくさんの雪が積もった富士が現れました。そのまま冬に向かって季節が進んでゆくように思われましたが、その後また10月初めころの陽気の日があり、富士の雪はまた減少してゆきました。12月初めも暖かい日が続いています。本当に富士が冬の姿になるのはまだ先のようです。

2023.11.1  6:15 朝焼けの富士山 雪は上のほうにとどまっている

この後3数日間暖かい晴れた日が続いたのですが、6,7日と雨が降り雨の上がった7日は昼間は暑くなり、11月としては異例の夏日(辻堂で25.5℃)を記録しました。そしてきれいな夕焼けになりました。

2023.11.7 17:10

それからまた晴れた日が続き、10日、11日とまた雨が降り、それから一気に寒くなり、富士山が良く見えるようになりました。特に14日は最低気温が今期初の5℃以下となりました。

2023.11.13 12:56 雨の後一気に雪が増えた富士山
2023.11.14 6:14 今期初の寒い朝 朝焼けの富士山
2023.11.14 7:47 雪はぐっと増えて、南東斜面 全体を下まで覆っています

17日は大雨となりその後南風が強く吹く日が続きました。そのせいか19日には雪がずっと減ってしまいました。

2023.11.19 8:11 (14日よりさらに拡大されています) 南東斜面に幅広く積もっていた雪は一気に融けてバランスのよい雪景色になりました

その後は少しずつですが雪が融けていって12月を迎えています。

2023.11.22  9:44   雪はさらに融けてきており裾のほうの山肌が見えてきています
2023.11.28 11:27 11月も末に近くなってもまだ雪融けは進んでいて山肌はもっとみえるようになっています