【MINI取材】北公園南公園の遊具が新しくなりました

ピカピカかつ安全になりました

昨年11月末から北公園と南公園の遊具更新の工事が行われ、3月8日に検査終了して使用が開始されました。今回はそのご紹介です。
◆片瀬山北公園
こちらには遊具の定番の「すべり台」と「ブランコ」が更新されました。
すべり台
階段を上って上の方が囲われています。転落防止になっているようです。
全体に丸みをおびたつくりになっていてぶつけたりはさんだりが無いようにできています。

後ろの方にスプリング遊具が見えています

ブランコ

4連ブランコです。

昔のブランコも4連でしたが、よく見るとずいぶん進化が感じられます。

以前の4連ブランコ(約2年前の撮影)向こうに海が見える

今回は太いザイルでシート(座る板)を吊り下げていますが、以前の写真を見ると、鉄棒をつなげたものでシートを吊り下げていました。
ザイルは小さい子供の指はさみがなく、耐久性もあるという事です。またこうした安全性の確保とコスト削減(主に保守費用)の両立を図ったそうです。(←遊具メーカーホームページより)
ここは遠くの海を見ながらブランコに乗る事ができるという隠れたViewPointになっています。

最近の遊具は安全配慮が様々にされています
一例をお見せすると・・

ねじらない、うらがえしてのらない、うえにまきつけない という3つの注意喚起シール付き(ブランコ)

日差しで熱くなるから注意 というシール付き(すべり台)

ブランコのシートは、お尻の形に湾曲していて、ゴムでカバーされていてやわらかくて座りやすいです。ぶつかってもケガしにくいです。子供の頃ブランコで頭をぶつけて痛かったのを思い出しました。

その他に「スイング遊具」というのが2つ設置されています。またがって乗るとゆらゆら、ぐらぐらする遊具です。メーカーホームページによれば、「動きのある遊具は前庭感覚を刺激し、脳の発達を促し情緒の安定にもつながる」そうです。

片瀬山南公園
砂場+コンクリート滑り台では、滑り台部分が改めて塗りなおされてすべりが良くなり丸みを帯びたものになりました。右側の坂の部分にのぼりやすいでっぱり(クライミング機能)が追加されました。この「コンクリすべり台」というのは、少なくなっているそうで、すべりを良くして存続する事にしたのだそうです。
また、ブランコが4連→2連にして更新されたのですが、安全基準を満たすスペースが取れなかったからだそうです。(以上 市の公園課に伺った解説です。)

ブランコは2連です。(以前は4連だった)その右が砂場 ジャングルジムもかつてはありましたがなくなってます。
いろいろな角がまるくなっています。

黄緑色の目玉のように見えるのはボルトの頭の部分が埋め込まれた穴です。

登り口を下から見たところ
登り口を上から見たところ

最後に、出来上がってからは気づかない人も多いと思いますが、実はこうした更新作業は基礎の部分から作り直すので結構大変な工事らしいのです。工事途中で写真を撮影したので、それをご覧に入れましょう。

北公園のブランコ4連とすべり台の工事
南公園のブランコ2連と砂場+コンクリート滑り台の工事

新しくなった北公園・南公園に一度行ってみてください。
片瀬山は公園が各丁目にほぼ一つずつあり、子供たちがいつも遊べる環境がありますが、これは貴重なものです。以前お伝えした公園愛護会の活動(その1その2)等とともに、多くの人の手によって街の公園の維持管理がされています。今後も子どもたちの遊び場として充実していくことを願います。
(Reported By S)