大災害の際の避難路・避難物資・給水の確保のために
今年2021年1月8日付で藤沢市長宛で片瀬山の5自治会長+防災会長連名で「大災害時に備えた避難路確保の為の 片瀬山主要道路の無電柱化 に関する要望書」 が提出されました。
今回、この要望書を中心になって取りまとめた1丁目前会長の杉山さんと3丁目前会長の高橋さんに、その狙いと背景などをお聞きしました。
要望書全文はこちらですが、まず、その要点をご紹介します。
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地震発生後の大津波や巨大台風による大水害が予測・発生した場合についてです。片瀬山周辺の主要道路(例えば、下図の赤い✖印の場所)での電柱倒壊が起こると、重大な障害の発生が予想されます。それを防ぐためには無電柱化が最も確実な方法であり、無電柱化の検討候補道路リストに片瀬山の主要道路を加えて頂きたい という要望書を市に提出したというものです。

文章で書くと以下のようになります。
1片瀬山地区に避難物資が届かなくなる。避難場所としての片瀬中学の機能も失われる。
片瀬山に出入りする道路や片瀬山内での道路が電柱倒壊により閉塞すると、
・緊急車両の交通が遮断され、指定避難所(片瀬中学)に集まる片瀬地区住民や片瀬中学には避難しないまでも自宅に残る片瀬山地区住民への救援物資が届かなくなり、避難所機能が失われる。
・片瀬地区住民は徒歩避難が原則だが、車による避難をしようとする人(交通弱者や観光客)もいると思われ、そうした人達は途中の道路閉塞で取り残され、片瀬中学への避難自体も困難となる。
2藤沢市南部地域への給水・備蓄物資の供給ができなくなる
片瀬山地区には、災害時に藤沢市南部への給水の拠点となる片瀬配水池や備蓄物資を供給する防災倉庫があるが、緊急車両の通行ができなくなることで、藤沢市南部地域全体に対する給水や備蓄物資供給ができなくなる。
具体的には下記地図の、太線部分を今回無電柱化の検討対象として加えてもらえないか?という要望をしたわけです。

実際の位置関係を見てみましょう。全体が高台にある片瀬山住宅地の北端には「片瀬配水池」があり、ここは江の島、片瀬、川名、鵠沼の一部に水を供給しています。片瀬山は普段は「腰越配水池」から給水を受けていますが、災害時は片瀬配水池が片瀬山を含む藤沢市南部の給水車の拠点になります。(詳細については、当ホームページの記事を参照ください)また片瀬山住宅地の南端には「防災倉庫」があり、災害時に全市への供給を目的とする備蓄物資が蓄えられています。

次回はこの要望書を出すに至った背景、経緯等を記します。