【いいね!ご紹介】やまか片瀬山店の戦い-3

コロナ禍をお客様と共に乗り越える
 ーお店の運営を支える舞台裏

ーー片瀬山住民の食糧庫を支えて頂いているこのお店のスタッフは何人くらいですか?
大場さん:正社員・パートさんあわせて一日あたり7人から多くて10人です。小さいお店ですが、これでもぎりぎりの人数でやっています。
ーーコロナの影響で学校が休校になり、出勤できないパートの方もいらしたと思いますが、困ることはありませんでしたか?
大場さん:幸い小さいお子さんがいるパートさんはお一人だけだったので、コロナ禍でも皆さん頑張って出勤して下さいました。今後も当分の間はコロナ対策は継続する必要があり、以前には戻れないという感じです。お客さんも増え、対策のための仕事も増えているので負担がかかっているのですが、レジ担当チーフからは「コロナで今までと状況が変わり、お客様も戸惑っていらっしゃると思います。少しでもお客様に寄り添っていける様に頑張って参ります。」と心強い言葉をもらいました。
ーーそうした言葉は、高齢者が多いこの街では、とても有難く思います。私の知り合いの方も、やまかへ歩いてお買い物に行かれる事が元気の証だと言っています。お店の方も声をかけてくれると喜んでいました。

やまかでの買い物が元気の証

ーーお店の仕組みの中で皆さんはどのような分担でお仕事をされているのでしょうか?
大場さん  やまか全体での仕入れは、野菜、肉、魚等それぞれのバイヤーが、市場で買い付けをして、藤沢卸売り市場の敷地内にある本部でパックするなどして、各店舗に振り分けています。お店側で欲しい商品があれば、本部に要望することもできます。片瀬山店は腕利きの野菜担当主任が、本部への要望に加えて、細かくお店の棚をチェックして、売り方も工夫してくれています。

     野菜は全店に主任がいるのですが、肉・魚についてはいないお店もあり片瀬山店もそういうお店のひとつです。現在は、私が以前の店で鮮魚売り場にいた経験が役立っているというのは前回言った通りです。仕入れ担当だけでなく、夜間担当やレジ担当等といった仕事もあって、お店はとても多くの方たちの協力で成り立っています。                  

入口横のアルコール消毒 出入りで使いましょう

ーー配達をするとか、新しい分野への進出は予定されてませんか?
大場さん:お店としては、今のところやる予定はありません。実は本部の機能を役立てて、生鮮品を給食や他店舗に卸すという事をしています。
ーーそれは初めて知りました。様々な事をやっておられるのですね。お惣菜の種類も、もっと増やして頂けると嬉しいです。お弁当の種類も増えたら、選ぶのがもっと楽しくなると思います。
大場さん:お惣菜の方は、今後新しい動きがあるかもしれません、期待して下さい。
(次回最終回は若い店長の素顔をお送りします。)