【富士見坂から】朝日と夕日が美しかった3月

朝日と夕日が美しかった3月   武井篤夫

2023年3月は天候不順で、非常の暖かい日があったり、寒くなったり、曇りや雨の日が多く、富士の見えることの少ない月でした。全国的に桜の開花も早く富士見坂の石畳の道の桜の開花も早かったものの、桜の花の枝の間から富士を見ることは殆んどできませんでした。
それでも富士の見えた日には、朝に夕にいろんな表情の富士を見ることができ、特に夕日は美しい日がありました。
今回はそんな富士の姿を掲載します。

3月1日 6:11 朝焼けの富士 春霞がかかっています
3月1日17:26 同じ日の夕暮れの富士 低い雲の中に浮かんでいます
3月13日 17:52 この日の夕焼けは素晴らしかったです 赤い色の濃さ 富士山の下の雲が湧き出してくる感じがくっきりと見えました
【編集部で撮影した写真】3月13日 18:02 赤い所が低い場所だけになっています 赤さは一層濃くなってきた。撮影場所はやまかの坂の上から 雲の湧き出しは相変わらずくっきり見えます
3月13日 18:09 一気に暗くなって夕焼けは終了です
3月20日 9:05 咲き始めた桜と富士山 春の富士見坂を象徴しています 今年は桜が早すぎました
3月30日 17:58 幾筋もの飛行機雲の跡が残る西の空の夕焼けです
3月31日 17:50 翌々日にダイヤモンド富士の日を控え、富士山のちょうど真裏に太陽があり、富士山のシルエットと残光が左右対称になります

22年11月【富士見坂から】2022年10月22日雲と富士が美しい一日

2022年10月22日 曇り空でも富士がきれいに見えた一日 武井篤夫

10月22日(土)は早朝から一面の曇り空でした。いつも曇り空では富士は雲に隠れて見えませんが、この日はほぼ無風状態で、少しかすんでいるもののはっきりと富士の姿を見ることができました。
雲は層状になっていて、富士山よりも高いところにあるからでしょう。そしてこの状態が続いていました。
午後になると、南風が吹き始め、雲は少しずつ形が崩れてゆきましたが富士は見え続け、夕方が近づくと多彩な色の変化も見せてくれました。
10月も20日過ぎてからやっと安定して富士が見えるようになりました。これからはだんだんと雪の富士が見られるようになるでしょう。
朝:曇りなのにくっきりと富士山が見える
空気が澄んでいて海岸もよく見えます 絵のような感じです。

6:55 富士山はくっきりと、ふもとの山々は少しかすんで、ちょうど水墨画のような見え方です 全天を覆う雲が富士山より高い所にあるので、富士山の姿がくっきり見えるのでしょう
7:51 1時間たってもあまり変わりはありません
9:47 雲が少しでこぼこしてきました

昼 雲に少しすきまができてきた
それでもまだ雲は富士山より高い位置にあるようです。

11:43 雲に少し隙間ができてきた
13:47  隙間が拡大してきた

夕方 隙間が広がり、美しい風景となった

15:47 雲がちぎれて青空が多くなってそこに日の光があたって美しい
16:36 夕焼けが始まって刻々と色が変わり始めます
16:47 相変わらず富士山はくっきりとして雲も美しいです
17:26 影富士が見事です
17:46 夜のとばりが下りてきました

22年9月【富士見坂から】7月31日の富士

2022年7月31日の富士  武井 篤夫

今年の関東地方の梅雨明けは6月27日でした。昨年より22日、平年より19日も早く、梅雨明けと同時に猛暑となったのですが、その後は曇りや雨の日が多く戻り梅雨と思われるような雨の日が続きました。
そんなわけで、片瀬山からは7月はほとんど富士を見ることができませんでした。そして7月も最後の31日になってやっと朝から富士が見えました。9時過ぎには富士の周りに雲が発生して見えなくなりましたが、日没が近くなって再びその姿が現れました。そして富士が夜の闇に沈むまで、多彩な姿を見せてくれました。
今回は7月31日のそんな富士の写真を掲載します。

2022年7月31日6時28分 全く雲が出ない素晴らしい晴天でスタート
7時51分 山頂付近ににわかに雲が発生
9時43分 周囲の雲が発達し始めた
11時41分 どんどん雲の背が高くなり、さらに広がって全く見えなくなった
18時18分 再び見え始めました
18時51分 全体が見えて夕日に雲が輝いています
19時09分 夕暮れがもっと進み・・
19時21分 夜のとばりが・・

この日、全国の猛暑日は168地点を記録しました。その一方で、夜は北関東で雷神が大暴れして記録的大雨情報が各所で出されました。