みんな待っていた!久しぶりの交流の場
◆4年ぶりの開催
8月19日土曜日午後4時ー6時、三丁目自治会主催の「夕涼み会」が4年ぶりに開催されました(開催案内はこちら)。昨年はコロナ第7波で病床使用率が逼迫して直前まで準備しながら開催を断念したこともあり、今年こその思いで役員さんたちの力も入りました。今年は片瀬山各丁目で同様の会が再開予定で、その先頭を切って開催されたのが三丁目の夕涼み会です。
午後4時に3丁目会長の磯野さんからの開会挨拶があり、協力して下さった皆さんのご紹介がありました。
この後、前の道路にて待っていた子供たちやご家族が会場内の2つの大型テントの各コーナーに列を作りました。
◆大盛況のお楽しみコーナー
子供向けに、綿菓子機、ポップコーン機が設置され、詰め合わせお菓子コーナー、輪投げコーナー、こども会の協力で木陰に設置されたヨーヨー釣り・消しゴムすくいコーナー 等が用意されました。他に冷たい飲み物各種(子供用プールにいっぱいのソフトドリンクやビール)、唐揚げ等のコーナーがあり、缶ビールを片手にあちこちで大人たちの会話が始まりました。防災用レトルト食の試食コーナーもありました。大人向けにバランスファクトリーさんのご協力で10分間マッサージ/ストレッチコーナーがあり、体をほぐしてもらう大人が予約表に列をなしていました。
◆久しぶりのコミュニケーションができました
日差しを避けて、テントの下や木陰、椅子席などの至るところで「ご無沙汰してます。」「暑いですね~ お元気にされていますか?」で始まる挨拶がされていました。
受付でお持ち帰り用ゴミ袋を受け取ってくれた方の人数は大人121人、子供72人でしたが、受付に寄らなかった沢山の方がいらしたので、実際にはずっと多くの人が訪れていたのは確かです。やっぱり夏の夕暮れにご近所の方との会話を楽しむ場が復活したのはとても良い事でした。
◆夕涼み会での防災活動
三丁目の夕涼み会の開催目的はもちろん住民の親睦なのですが、それと並んで重要なのが、防災です。色々な活動が例年夕涼み会の開催と同時に行われます。想定は、
①大災害発生時すぐには他からの支援が期待できず、住民共助で安全確保をする
②東公園は最初の安全確認の場所として一時(いっとき)避難所となり、その後引き続き在宅避難者(片瀬山住民の大多数)への自治会の支援拠点となる。
こうした想定で、以下の写真の活動が実施されました。これらは三丁目近隣ネット(防災ボランティア)メンバー、社会福祉関係者、自治会役員/OB他沢山の人たちが協力して行われました。
以上は避難拠点としての活動を立ち上げる訓練にもなるわけです。
以下は個別の避難者にとって必要な知識を伝える内容です。
◆舞台裏でのいろいろ
◎猛暑対策
連日の猛暑で、熱中症のリスクが高まるため、ミストファンが用意され、さらに開始前から散水をおこなって、地面からの照り返しは大幅に減らせました。
◎「ご近所の団結力」を実感
夕涼み会はその年の三丁目自治会役員全員が協力して運営します。今回は4年ぶりの開催でしたが、役員は毎年交代ですので運営を体験した人がいません。そこで以前の資料や多くの方のお知恵を借りて準備と当日の運営にあたりました。そうした中でお世話になったのが役員OBの方々、班長さんたち、三丁目近隣ネット(防災ボランティア)(記事1、記事2、記事3)、こども会、わかやぎ会、民生委員、公園愛護会(記事1、記事2、記事3)等自治会関連団体の皆さん、会場近隣住民の方々です。今回みんなが顔をあわせてコミュニケーションしたつながりと併せて、こうした「ご近所の団結力」こそ、何かあった時に一番役立つ財産になるのでしょう。そんなわけで、4年ぶりの夕涼み会は大成功だと思います。
また、片瀬いきいきサポートセンター(地域包括センター)、オガタ商会、バランスファクトリーの皆さん(記事1,記事2)には指導や展示を行っていただきました。そのご協力に感謝申し上げます。(Reported By S & Photo By M,K,A)